メイクアップアーティストGucci Westmanが愛用する美容ブランド。

キャメロン・ディアスやデミ・ムーアをはじめ、一流セレブと親しい関係にあり、メイクアップアーティストとしても活躍するグッチ・ウェストマン（Gucci Westman）。2018年には自身のコスメブランド、ウェストマン・アトリエ（WESTMAN ATELIER）を設立し、より一層クリーンビューティに力を入れている彼女は、幾多のインタビューで愛用するナチュラル系コスメやスキンケアについて語っている。健康的なライフスタイルを推奨している彼女のおすすめブランドには、タタ・ハーパー（TATA HARPER）やケアー・ウィス（Kjaer Weis）など、クリーンなブランドが並ぶ。

rms beauty

セレブや雑誌のメイクを担当していたローズ・マリー スウィフトは、化粧品に含まれる成分が原因で病気になったことをきっかけにアールエムエス ビューティー（rms beauty）を創立。オーガニックのココナッツオイルや、カカオバターといった天然成分を厳選しており、クリーンなブランドとしてはお馴染みの人気のブランド。人体に有害な成分を使用せず、内側から潤いと透明感を引き出す栄養素を含んだナチュラルカラーが魅力だ。

TATA HARPER

コロンビア出身のタタ・ハーパー（TATA HARPER）が、自身の名を冠に設立した自然派ブランドは、主な原料の栽培から製品の生産を、バーモント州にある自社農園で行っている。良質な天然の原料を用いた、効果的なオーガニックのスキンケアやコスメは、世界各国のコスメショップで販売中。ちなみに、パリのホテル「ルブリストルパリ」には、タタ・ハーパーのトリートメントルームがあり、豪華なインテリアの一室で、同ブランドの製品を用いたトリートメントを受けることができる。

Omorovicza

米外交官としてハンガリーの首都ブダペストに勤務していたマーガレットと、夫ステファン・ド・ヘンリーがスタートした、スキンケアブランドのオモロヴィッツア（Omorovicza）。ミネラルを多く含み、2000年前から治療に使われていたというハンガリー温泉水をベースに、キャロットシードオイルやシアバターを配合したミストやフェイスクリーム、クレンジングなどを提案している。

TATCHA

タチャ（TATCHA）は、アレルギー性皮膚炎に悩まされていたことがきっかけで訪れた京都で、芸者の美容法を学んだヴィクトリア・ツァイ（Victoria Tsai）が設立した米発のスキンケアブランド。サンフランシスコを拠点に、シンプルな原材料と日本のクラフツマンシップを融合したスキンケアを提案している。また、収益の一部は、途上国の学校建設や教育促進を行なっている非営利団体「ルーム・トゥ・リード（Room to Read）」に寄付されている。

Kjaer Weis

北欧デンマーク出身のメイクアップアーティスト、キルスティンが手がけるコスメブランド、ケアー・ウィス（Kjaer Weis）。成分の95%が有機栽培されたものであるにも関わらず、高品質なコスメを開発し、クリーンビューティ界では愛用している人も多い。サステナブルにも特化しており、すべての製品はリフィル（詰め替え）可能なケースとなっている。

W3ll People

W3ll People（ウェル・ピープル）は、メイクアップアーティストと皮膚科医、そして起業家のチームが設立したコスメブランド。私たちが日々肌に塗っている美容品の80％は、皮膚から体内に吸収されているといわれていることから、厳選された植物由来の原料を用いた高性能のコスメやスキンケアの研究に注力している。公式サイトでは、“100％植物由来”や”グルテンフリー”、“ノントキシック（毒性フリー）”など、製品のサステナブル度合いが記されており、購入の目安となっている。

Portrait photo by Instagram/@gucciwestman/Gucci Westman