ヴィクトリア・ベッカム ビューティ【ブランド紹介】
- moekyra
- 2021年6月11日
- 読了時間: 3分
更新日:2023年12月17日
90年代に一世を風靡したガールズグループ、スパイス・ガールズのポッシュ・スパイスとして人気を馳せ、4人の子どもを育てる傍、コレクションを発表するなど、ビジネスウーマンとして活躍するヴィクトリア・ベッカム。そんな彼女が展開する美容ブランド、ヴィクトリア・ベッカム ビューティ(Victoria Beckham Beauty)は、クリーンビューティであることに特化しています。

動物実験の実施の有無? | 動物実験を行わず、動物実験が法律で義務付けられている国での販売を行なっていない。 |
デビッド・ベッカムとともに4人の子どもを育てるヴィクトリア・ベッカムが発信するビューティライン、ヴィクトリア・ベッカム ビューティ(Victoria Beckham Beauty)。彼女らしいクラシカルでリュクスなパッケージが印象的ですが、化粧品製造技術にこだわり、エシカルで安全な原料のみを使用。有害成分はもちろん、疑わしいデータを示す成分は全面的に避け、ヨーロッパで化粧品への使用が禁止されている1300の成分に加え、自社で判断した30を超える成分の使用を控えているそう。もちろん、動物実験には反対の意を表明していて、可能な限りヴィーガンとなっています。
なお、成分の調達背景にも抜かりなく、児童労働が問題視されているマイカや、環境破壊が懸念されるパーム油など、倫理的な問題を抱える原料についても、警戒リストとして下記のように提示しています。
アルコール:ラベルに単独で表示される場合、一般的にはエチルアルコール(エタノール)と記載されているアルコールは、皮膚にさまざまな影響を与える化学物質。肌の乾燥を招くと感じる消費者が多いため、未使用となっている。
アレルゲン:FDA(米国食品医薬品局)は、化粧品のパッケージにアレルゲンの表示を要請していない。EUで化粧品への表示が規制されているのは、フレグランスアレルゲンのみ。そのため、製品に配合されていることを知らない人も少なくない。アレルギー反応への懸念が高まっているため、透明性を保つとともに、アレルゲンをできるだけ含んでいない。
動物由来の成分:FDAが唯一許可している赤い色素“カルミン”は、他の着色剤に置き換えることが困難ですが、動物由来成分(虫)。製品の大部分がヴィーガン処方ですが、一部でカルミンを使用(可能な限り未使用)している。
遺伝子組み換え生物(GMO):消費者の健康に害を及ぼす可能性のあるGMOの使用は避けている。
マイカ(雲母):児童労働や非倫理的な労働環境が懸念されているマイカの現実を認識し、雲母イニシアチブ(Responsible Mica Initiative)と提携しているメーカーの倫理的に調達されたマイカのみを使用。同イニシアチブは、マイカ問題を根本からみつめ、改善に向かうべく、長期的に取り組んでいる。
パーム油:ヤシの栽培は、森林破壊や生態系の破壊、生物多様性の損失に深く関連。そのため、持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)の原則に従い、認定されたパーム由来の材料のみを調達している。
タルク:アスベストを含むタルクが市場に出回っていたことで、問題となっているタルクは天然の鉱物として採取される。同ブランドでは、アスベストを含まないタルクを提供する責任あるメーカーからのみ調達している。




